FC2ブログ

ss190119俺と隣の吸血鬼さんと食べ忘れの餅

ss190119俺と隣の吸血鬼さんと食べ忘れの餅

「すいません、鏡開きの餅がまだあるのですが」
そう言うのはサラサラ黒髪の青い瞳の
イケメン吸血鬼さん。
そう、吸血鬼。
彼はアパートの俺の隣の部屋に住んでいる。
ひょんな事から知り合った俺達は
俺が吸血鬼さんに食事提供(献血?)する代わりに
家事一切をやる事になった。
しかもこの吸血鬼さん、俺の血を飲むと
目からルビーが出てくるんだよな。
しかもその分け前を俺にくれる太っ腹。
おかげで俺はそれまで勤めていた
ブラック企業をおさらばして
定時定刻出社退勤、残業無しの上に
休日まるまるとれる
ホワイト企業に就職。
しかもやりがいのある仕事ときている。
いやぁ、いい人だ(吸血鬼だけど)
「あ?そうなの」
俺は炬燵から吸血鬼さんを
見上げながら答える。
その手には、正月の鏡餅、
プラスチックで形作られて
中に四角いお餅が中に入っている
やつで、その中のお餅を
数個吸血鬼さんは持っている。
「ん~。それ位俺食えるから
お昼に焼いてくれるかな」
すると、ホッした顔をした吸血鬼さんが
「そうですか。タレはお醤油でいいですか。
一個は餡ころ餅にしますか」
「あ、いいねそれ。そうしてくれる」
こうして俺の昼は焼き餅となったのだ。
「あちちちち」
「ほら、慌てて食べないで。火傷しますよ」
吸血鬼さんにそう窘められるが、
餅は熱いうちに食うのがやっぱり一番。
俺はちょっと涙目になりならが
「ちち、そう言えば吸血鬼さんって
俺が食っている時何も食べないけれど
今まで、外食とかどうしてたの、宴会とか」
すると吸血鬼さんは紅茶を一口飲んで、
「そうですね。昔は今より人が集まる
機会が多かったですから、
少しは食べましたよ。
ただ養分にならないんですよね。
分解はされるんですが」
「なるほどぉ。吸血鬼さんの身体って
どういう仕組みなんだろ。
ちょっと自分でも知りたいと思わない」
すると吸血鬼さんが小首を傾げて、
「それは世の大組織のモルモットに
なるという事ですからね。
遠慮したいです」
「あ、そうだよな。悪い悪い。
変な事聞いて。
でも、味は楽しめるんだろ」
「そうですね。味覚は楽しめますが
あまりお腹に入らないんですよ。
やっぱり血液の方がおいしいですね」
「ふーん。じゃぁ、俺造血剤飲もうか」
「いえいえ、無理なさらないでください。
私は今のままで十分ですから」
「そっかぁ。なら俺、健康に気を付けるよ。
吸血鬼さんにはよくしてもらっているもんな」
「はい、ありがとうございます。
あなたが食べた物が血液に反映されますから
私もお餅を楽しむ事ができます」
ニコニコ笑う吸血鬼さん。
俺はそれを見ながら、餡ころ餅に
手を伸ばすのだった。

で検索すると
【囲炉裏】なんと… 大紅ずわいガニ1ハイ+山形県産和牛ステーキプラン♪がヒット♪


スポンサーサイト

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

ss190118奥様は魔女と寝ぐせ

ss190118奥様は魔女と寝ぐせ

「ん~。今日も元気に働くかぁ」
俺は布団から出て身支度をする。
そしてリビングに行くと、
「・・・お前どうしたの?」
そう、奥様が毛糸の帽子を被っている。
すると奥様が料理を食卓に並べながら
「うん、実はね。寝ぐせが治らないの」
「そ、そうか。でもちょっとだろ」
「うん。前髪が一束位跳ねている
だけなんだけど。
押さえていれば治るかなぁと思って」
「そうか。それ位なら隠せるから
あまり深刻に考えるなよ」
そうなのだ。奥様は髪の毛にうるさい。
ちょっと位跳ねてても可愛いのになと
俺なんか思うんだが。
そんな事を言うと火に油を注ぐだけなので
言わないけどなっ。
君子危うきに近寄らず、だ。
「ごちそうさま、行って来る」
「うん、早く帰って来てね」
「ああ、今日はそんなに遅くならないと思う。
行ってきます」
そう言って、奥様のおでこにチュッとして
玄関を出た。
・・・そして夜。
「ただいまぁ・・・・て家に明かりがついてない?」
俺は慌ててリビングに向って、
明かりのスイッチを入れる。
すると、リビングで奥様が蹲っている。
「ど、どうしたんだ。お前」
「うう、ダーリン。髪の毛が髪の毛がぁ(;д;)」
「髪の毛がどうした」
そういえば、帽子被っているな。
「ま、魔法で寝ぐせを直そうとして
爆発しちゃったのよぉ」
そう言って帽子をとる。
そう、奥様は魔女なのだ。
(゚д゚)・・・確かに爆発している。
そうアメリカのコメディ並みに。
「お、落ち着け。取敢えずその魔法は
後どの位でとけるんだ?」
「うう、多分明日の朝にはとけると
思うの」
「そ、そうか。だったら今日は風呂に入って
落ち着かせて明日治そうな。
今日は俺が夕飯作るから」
「うん、ありがとう。お風呂入ってくるわね」
うなだれる奥様を風呂場につれていき
俺は夕飯にとりかかる。
「ま、冷凍中心だけどみそ汁はわかめに
するか。少しでも髪の毛のダメージが
治るといいんだけどな」
落ち込んでいる奥様が早く立ち直る事を
願いながら俺は夕飯を作るのだった。


わかめで検索すると
「鳴門わかめ収穫&塩蔵体験」 3月31日(日)までがヒット♪

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

ss190117奥様は魔女とジェンガ

ss190117奥様は魔女とジェンガ

「ねぇ、あなた。ジェンガやらない?」
夕飯を食べ終えて皿洗いも終わり、
リビングでゆったりしていると、
奥様がそう声をかけてくる。
「ジェンガ?あの棒を櫓みたいに
組み立てて、一本一本引き抜いて
櫓を倒した方が負けってやつ?」
「そうよ。ゲームのジェンガ。
昼間クローゼットを整理してたら
出てきたのよ。
多分あなたが何年か前に
忘年会の景品でもらったのだと
思うわ」
「そういえば貰った記憶が
あるようなないような」
「二人でするのもなんだから
あなたの作ったガン○ラ何体かに
妖精さんを入れてゲームしましょ」
そう、奥様は魔女なのだ。
そして収納にうるさく俺の作った
ガン○ラは真っ先にその整理対象に
なっている。
だから、俺は片手間に作る
ガン○ラをわざと隠しておく。
すると奥様がマジックセキュリティで
走査して、そのガン○ラを
掃除とか家事なんかに活用する。
でも、本当に大事なガン○ラは
棚に置いてあり、それは奥様も
いじったりはしない。
で、ジェンガ。
妖精の入ったガンプラが
ヨロヨロと動いている。
「おい、大丈夫なのか。
こいつらジェンガ倒さずに
棒を引きぬけられるのかね」
「ま、何回か練習すれば慣れるわよ。
それより賭けをしない」
「賭け?そうだな。んじゃぁ俺、
一体だけ本気にガン○ラ作っていい?」
「ん~。一体だけならいいわよ。
じゃぁ、私が勝ったら・・・ないしょ!」
「え、何それ。まぁいいか。
じゃぁ、あんまり無理なら拒否権ありな」
なんて取り決めでジェンガをする。
案の定、妖精たちが慣れないガン○ラに
よろよろしてジェンガを倒す事数回。
その度に派手な音がして、
俺達はキャーキャー騒いだ。
そして、最後の一番。
「あ~やっちまった・・・」
そう、最後の方になると妖精達は
腕を上げてきて倒さなくなってきた。
空中でホバリングして棒を抜き取るなんて
高度な技を見せて、逆に俺が興奮した。
(ガン○ラでこんなの見れるなんて!
俺、負けてもいい)
なんて思ったのが運の尽きか。
ジェンガが無残にも壊れる音がする。
「わーい勝ったぁ」
奥様が大喜びする。
「はぁ。俺の負けだな。で、賭けは何するの」
すると奥様が俺の方に近寄って、
そっと・・・に触れる。
「え?」
なんか日常的な事を改めてされると
なんかギクシャクしてしまう。
俺はそっと奥様の背中に手を回した。
すると彼女も俺の背中に手を回す。
なんか妖精達が騒いでいるけれど、
二人だけの時間が過ぎていくのだった。


じぇんがで検索すると
薬湯露天でゆったりなお宿がヒット♪

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

ss190115奥様は魔女と生クリーム

ss190115奥様は魔女と生クリーム

「ああ、なんかパンケーキ食べたい」
あたしはお昼に突然無性に食べたくなった。
そしてなんとはなしにウエストに手をやる。
・・・・
でも食べたいっ。
あたしはフライパンを片手に
ネット検索。
ホットケーキミックスもあるし、
生クリームもある。
ハンドミキサーは・・・ないけど、
ダーリンが作っているガン○ラがあるっ。
そう、あたしは魔女なのだ。
ダーリンがたくさん作るガン○ラに
魔法をかけて、色々家事手伝いをさせている。
「確か、ダーリンのガン○ラで腕が
くるくる回る装備をしたのがあったはず。
どこだったかなぁ・・・。
あたしはマジックセキュリティを走査して
そのガン○ラを特定する。
あった、ダーリンの書斎のクローゼットの中♪
あたしは早速そのガン○ラを取りに行く。
え?夫婦といえど勝手に使ったら
ダメなんじゃないかって?
そこは夫婦の阿吽の呼吸ってやつよ。
ダーリンもその辺は心得ていて、
片手間に作ったガン○ラを用意してくれている。
あたしもダーリンが大事にしている
棚に置いてあるガン○ラには手を出さない。
氷を入れたボールの上に、
生クリームを入れたボールを置く。
そして、ガン○ラの腕に泡だて器を接続する。
そして魔法で腕を回転させてみる。
うんよく回る。
ガン○ラに命じて生クリームを泡だてさせると、
何ということでしょう。
あっと言う間に角が立つ位のおいしい
生クリームが完成~❤
がんばったガン○ラちゃんは燃え尽きてしまったけど。
あなたの苦労は忘れないわ。
そしてあたしはパンケーキを焼いて
生クリームに苺を添えて
午後のティータイムをいただいたのだった。
「ごちそうさまでした」
あ、ダーリンの分はもちろんとってあります。


パンケーキで検索すると
パンケーキ専門の人気店VERY FACYのパンケーキを
食べる事の出来るホテル内カフェ
がヒット♪

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

ss190114俺と隣の吸血鬼さんとしょっぱいナポリタン

ss190114俺と隣の吸血鬼さんとしょっぱいナポリタン

「なぁ、吸血鬼さん喫茶店で飯食わね」
俺が部屋で掃除をしていた吸血鬼さんに
尋ねると、吸血鬼さんは
「え?いいですけれど。どこの喫茶店ですか」と
サラサラ黒髪青い瞳のイケメン吸血鬼さんが
答えた。
そう、吸血鬼さんである。
彼はアパートの俺の隣の部屋に住んでいる。
ひょんな事から知り合った俺達は
俺が吸血鬼さんに食事提供(献血?)する代わりに
家事一切をやる事になった。
しかもこの吸血鬼さん、俺の血を飲むと
目からルビーが出てくるんだよな。
しかもその分け前を俺にくれる太っ腹。
おかげで俺はそれまで勤めていた
ブラック企業をおさらばして
定時定刻出社退勤、残業無しの上に
休日まるまるとれる
ホワイト企業に就職。
しかもやりがいのある仕事ときている。
いやぁ、いい人だ(吸血鬼だけど)
そんな吸血鬼さんに
「うん、この雑誌に載っている喫茶店が
この近くなんだ。
たまには外食したいしランチしね」
するとしばし皿を拭く手を休めた吸血鬼さんは
「そうですね。たまには気分転換に
いいですね。いきましょう」
やったー。ここの喫茶店味がいいという
評価の上に、ウェイトレスさんが
紺の半袖ワンピースにエプロンをして、
メイドさんのキャップを頭につけている上に、
何とネットの口コミで、可愛いと
評判なのだ。
うわぁ、恋におちたらどうしよう。
「なんかウキウキしていませんか」
「そ、そうかぁ。吸血鬼さんも
喫茶店行ったらそうなると思うぞ」
・・・そう思って喫茶店に入った俺が
馬鹿でした。
「あの、お水いかがですか」
うん、そう言うウエィトレスさんは
確かに可愛かった。
接客態度も完璧だし、客あしらいもうまい。
しかし、ちらちらと見るその視線の先には
吸血鬼さんがいる。
(しまったぁ。そうだ、吸血鬼さんってイケメンだった)
そう臍を噛んでも後の祭り。
俺にも愛想よくしてくれるが熱量が違う。
うう、イケメン連れてくるんじゃなかった。
俺は涙を飲んでナポリタンを食べた。
「確かにここのランチは美味しいですね」
そう言ってニコニコカレーを食べる
吸血鬼さんは、白いセーターを着ている
猛者だった。

カレーで検索すると
朝は4Fの日本酒バルで「森の朝カレー」が無料
がヒット♪

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

プロフィール

ぷりちーぴ

Author:ぷりちーぴ
はじめまして
主に4コマ・ショートショート・俳句を
更新しているちーぴ。
日本に暮らす宇宙生物
ちーぴ。

*ブログに掲載している商品は、
値段が変更されている事がございます。
ご了承のほど、宜しくお願いします。
4コマの記念日はウィキを
参照しております。

HP「宇宙雑貨ぷりちーぴ」
♪(/・ω・)/ ♪トップにワンコミニゲームに和みにゃんこ部屋を置いてるちーぴ。
HPの商品は値段が変わる事があります
HP宇宙雑貨ぷりちーぴタイトル画像
→アクセサリ、デコル煌めくネックレス他
→スマイル4コマ

→アニマルグッズ


にほんブログ村 漫画ブログ 4コマ漫画へ
にほんブログ村

にほんブログ村 小説ブログ ショートショートへ
にほんブログ村
にほんブログ村 漫画ブログ コミックエッセイへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキング




最新記事
通販バナー



俳句
カテゴリ
月別アーカイブ
コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる