ss181231奥様は魔女とガン○ラの年末
ss181231奥様は魔女とガン○ラの年末
「ひまだ・・・・」
俺がリビングに置かれた炬燵で
ぼそりとつぶやく。
「そうねぇ。大掃除もしちゃったもんね」
と同じく炬燵に入った奥様が応える。
「みーんな実家に帰ったり、
旅行に行っているもんな」
「そーなのよね。あ、そうだ。
あなたの隠しているガンプラ、
小さくして炬燵の上で
サッカーさせよう」
何ですと?
そう、まずは奥様は魔女なのだ。
だから魔法でガン○ラを
小さくするなんてお手の物。
問題は
「なんで俺がガン○ラ隠しているの
知っているんだ?」
「だって、この家。マジックセキュリティー
かけているから。
あなたがガン○ラ隠すとアラームが鳴るの」
「い、嫌なアラームだな。
夫婦でもプライバシーは尊重してほしいぞ」
「だってあなた、隙あらばガン○ラ作るじゃない。
あなたガン○ラ作る、あたし片づける。
その調和の上に我が家の収納は成り立って
いるのよ」
「う、確かにその通りだけど。
あ、でも隠しているの21体だから
後一体作らないと」
「分かったわよ。作っていいから
早くしてね」
「え、作っていいの(・▽・)」
「一体だけよぉ」
奥様の声を背に、俺は自分の部屋に
隠していたまだ作っていない
ガン○ラの箱を取り出す。
ザーク、ザークジークジ○ン♪
緑の機体に一つ目にムチもって
でも女王様じゃない~♪
こうして俺は炬燵でガン○ラを
作った。
奥様はガン○ラでサッカーを
する為に、2体除いた
他のガン○ラを自動で動かす
魔法を練っていた。
人工知能で動かすもんかな。
(よく考えたら家庭用ゲーム機で
サッカーした方が早くないか?)
結構凝って作ったから
時間がかかったけど。
途中で早めに年越し蕎麦を
食べて、ガン○ら炬燵上
サッカー大会を開いた。
が、案の定奥様が途中で
燃えて、攻撃魔法を発動させて
ガン○ラをスクラップしてしまい
俺が泣いている横で
申し訳なさそうに後片付けをする
奥様がいるのだった。
除夜の鐘が遠くでなっているのだった。
了
良いお年を!
「ひまだ・・・・」
俺がリビングに置かれた炬燵で
ぼそりとつぶやく。
「そうねぇ。大掃除もしちゃったもんね」
と同じく炬燵に入った奥様が応える。
「みーんな実家に帰ったり、
旅行に行っているもんな」
「そーなのよね。あ、そうだ。
あなたの隠しているガンプラ、
小さくして炬燵の上で
サッカーさせよう」
何ですと?
そう、まずは奥様は魔女なのだ。
だから魔法でガン○ラを
小さくするなんてお手の物。
問題は
「なんで俺がガン○ラ隠しているの
知っているんだ?」
「だって、この家。マジックセキュリティー
かけているから。
あなたがガン○ラ隠すとアラームが鳴るの」
「い、嫌なアラームだな。
夫婦でもプライバシーは尊重してほしいぞ」
「だってあなた、隙あらばガン○ラ作るじゃない。
あなたガン○ラ作る、あたし片づける。
その調和の上に我が家の収納は成り立って
いるのよ」
「う、確かにその通りだけど。
あ、でも隠しているの21体だから
後一体作らないと」
「分かったわよ。作っていいから
早くしてね」
「え、作っていいの(・▽・)」
「一体だけよぉ」
奥様の声を背に、俺は自分の部屋に
隠していたまだ作っていない
ガン○ラの箱を取り出す。
ザーク、ザークジークジ○ン♪
緑の機体に一つ目にムチもって
でも女王様じゃない~♪
こうして俺は炬燵でガン○ラを
作った。
奥様はガン○ラでサッカーを
する為に、2体除いた
他のガン○ラを自動で動かす
魔法を練っていた。
人工知能で動かすもんかな。
(よく考えたら家庭用ゲーム機で
サッカーした方が早くないか?)
結構凝って作ったから
時間がかかったけど。
途中で早めに年越し蕎麦を
食べて、ガン○ら炬燵上
サッカー大会を開いた。
が、案の定奥様が途中で
燃えて、攻撃魔法を発動させて
ガン○ラをスクラップしてしまい
俺が泣いている横で
申し訳なさそうに後片付けをする
奥様がいるのだった。
除夜の鐘が遠くでなっているのだった。
了
良いお年を!