190228詩寂しがりやの瞳
190228詩寂しがりやの瞳
寂しがりやの瞳は
いつも不安に揺れていた
冬の冷たい風をその瞳に映して
さみしいさみしいと訴える
寂しがりやの瞳は
窓辺によりかかり
外の景色を眺めている
白い白いましろの雪を
ただただ眺めていた
その瞳に氷をはりつかせて
寂しがりやの瞳は
ぽつんとつららから落ちた滴に気付く
そう、春がやってるのだ
春だ春だあの人がやってくる
暖気をひきつれてわたしの元へやってくる
そう帰ってくる
あの人の笑顔が一歩一歩近づいてくる
寂しがりやの瞳はもういない
了
寂しがりやの瞳は
いつも不安に揺れていた
冬の冷たい風をその瞳に映して
さみしいさみしいと訴える
寂しがりやの瞳は
窓辺によりかかり
外の景色を眺めている
白い白いましろの雪を
ただただ眺めていた
その瞳に氷をはりつかせて
寂しがりやの瞳は
ぽつんとつららから落ちた滴に気付く
そう、春がやってるのだ
春だ春だあの人がやってくる
暖気をひきつれてわたしの元へやってくる
そう帰ってくる
あの人の笑顔が一歩一歩近づいてくる
寂しがりやの瞳はもういない
了