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ss190425詩:カフェで珈琲を

ss190425詩:カフェで珈琲を

カフェで珈琲を頼む
ブレンドコーヒー馴染みの味
窓辺でしばし待つと
ウエィターが珈琲を持ってくる。
珈琲の苦みが立ち上ってくる
それをちらりと見て
窓に視線を移す
カフェの大時計が
ぽーんぽーんと
経った時間を告げる
そう、あの人はこない
それはそうだ
あの人と私の時間は分かたれた
それを分かっていても
一杯の珈琲を飲む時間が
私には必要で
冷めてしまった珈琲に
一粒の滴がおちるのを
じっと見る
ただ黙って時間の砂が落ちるのを
噛みしめながら
私はじっと珈琲を見る
そしてミルクを珈琲に入れて
スプーンでかき混ぜる
その時間は愛おしかった時間
既に終わった時間を
かき混ぜる
そうして私はその珈琲を
飲みほした
終わった時間に別れを告げるために

テーマ : 詩・ことば
ジャンル : 小説・文学

4コマ190425飼い主からしたら普通?

4コマ190425飼い主からしたら普通?
190425pry

テーマ : 落書き・絵日記
ジャンル : ブログ

ss190424銀河は時を巻き戻す

ss190424銀河は時を巻き戻す

「おい、なんで惑星警備体が
追いかけてくるんだっ。
操縦士、お前あの惑星で
何をしやがったんだ」
「船長、俺にも何が何やら。
ただバーで酒を飲んだだけで」
「お前の事だから何か
やらかしたんじゃないのか。
ナンパしたとか」
「俺みたいな童顔、
女に相手にされませんよ。
百戦百敗…ううう言ってて
悲しくなった」
「ち、囲まれたぜ。
こうなったら大人しくするしかねぇ。
停船するぞ」
こうして俺達は観念して
宇宙船を止める。
船長以下手を上に上げて。
すると、操縦室に惑星警備隊の
連中がなだれ込んでくる。
だが、様子がおかしい。
ドアから一列に並んで
しかも紅い絨毯を敷く。
俺も船長も目が点になる。
すると、白金の長い髪をした
白いドレスを着た女が
絨毯の上を歩いてくる。
そして俺を見て微笑んでお辞儀して
「お探しいたしました。王子」
とのたまった。
はぃいいいいい!
俺と船長は顎が外れるほど驚いた。
何でも俺は遠いとある星系の
王子なのだそうな。
しかし、ある日王家と対立する貴族が
王位を狙ったらしい。
俺も当然殺されそうになった所を
じいちゃんばぁちゃんと思っていた
乳母夫婦に連れられて
難をのがれたという訳
なんだけどさ。


「お前、いいのか。王家に戻ったら
贅沢のし放題だぞ」
「船長止めて下さいよ。
今さら戻っても王族って柄じゃないし
肩がこりますよ。
それに向こうには優秀な姉が
いるらしいし。
俺の出る幕はありませんよ。
俺にはこの生活があっているんでさ」
そう言って俺は胸元のネックレスを
握りしめる。
それは、豪快だったじぃちゃんもとい
じいやの形見だった。
わずかな鼓動でキラキラ輝くネックレス。
じぃちゃんもばぁちゃんも
俺が自由に生きるようにと言っていた。
その言葉だけがおれの生きる指標だ。
いいよな、じぃちゃん。
「ま、一変顔は見せた方がいいと思うぜ。
折角分かった家族なんだし」
船長が煙草に火をつける。
宇宙船はエンジンを最大にして
宙を滑空するのだった。

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

4コマ190424走りほうだい

4コマ190424走りほうだい
190424pry

テーマ : 落書き・絵日記
ジャンル : ブログ

190423詩:ぐちゃぐちゃな心

190423詩:ぐちゃぐちゃな心

あたしは混乱する
ぐちゃぐちゃな
あたしの心
絵具を何種類も混ぜて
暗い色になったような
あたしの心
コンクリートで埋めたいような
悲しい記憶
そんなぐちゃぐちゃな心を
一生懸命のぞいて見る
すると空から一粒の種が
落ちてくる
その種はあたしのぐちゃぐちゃな心に
植わって根を生やす
そして芽を出し葉を出し
花を咲かす
それを見てあたしは思う
ぐちゃぐちゃな心にも
意味があったのだと
時はぐちゃぐちゃな心を
豊かな大地に変えたのだ

テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

4コマ190423滑らされる事はある

4コマ190423滑らされる事はある
190423pry

テーマ : 落書き・絵日記
ジャンル : ブログ

ss190422雑誌彼氏ー仲直り

ss190422雑誌彼氏ー仲直り

ピピピピピ ジリリ ピッ
目覚まし時計が鳴るのがうるさくて
目覚ましの頭を押して止める。
「朝か・・・」
私は掛け布団を被ってうずくまる。
今日はひどい顔だろうな。
何故なら昨日、彼氏とケンカしたから。
きっかけはささいな事。
どんな理由だったかも覚えていない。
だけど日頃のうっぷんが爆発した。
後は言い合いの応酬。
思い出すと腹が立つ。
私は枕を持って、バンバンベッドに
叩きつける。
「私は悪くない。悪いのはぜーんぶあいつ。
そう、あいつが悪い」
ぜいぜい肩で息をしながら
そんな悪態をつく。
そんな事を言っても意味がないのに・・・。
どうしようもない怒りを抱えながら
シャワーを浴びる。
浴びた後はちょっと気分が落ち着く。
冷蔵庫を開けて牛乳を取り出す。
コップに牛乳を並々と入れる。
そして一気に飲んだ。
ぷはー。気持ちいい。
鼻下にできたひげを指でぬぐう。
そんな時、カタンと玄関ドアの郵便受けが
音を立てる。
なんだろう、と郵便受けを開けると
雑誌が一冊入っている。
取り出すと、「フローラ」と雑誌名が
入っている。
ファッション雑誌のようだ。
「お嬢様、おはようございます」
雑誌がしゃべる。
甘い耳に残る男性の声。
雑誌は続ける。
「私はとある男性のご依頼を受けた
お嬢様をコーディネートする雑誌の
人工知能です。
お嬢様、早速ですが
ご近所のファッション店「グレース」へ参りましょう。
そこでお嬢様の本日のコーディネートが
揃っております」
雑誌がいきなりそんな事を言うから
ついつい聞いてしまった私。
普段だったら怪しむんだけど、
その時はむしゃくしゃしていたから
つい、雑誌AIの言う事にのせられて
雑誌を持ってお店に向う。
お店は近所でもちょっと敷居の高い
高級な感じで普段なら入ろうとも
思わない。
店員さんは私の胸の雑誌を見る。
すると雑誌AIが
「予約していたコード№823598です。
こちらのお嬢様のご案内をお願いします」
すると店員さんが頭を下げて、
「お嬢様、ご案内いたします。
こちらへどうぞ。お代はお気になさらず。
ある方よりいただいておりますので」
そう言って、服をコーディネートして
お勧めしてくる。
ああ、このお店ってカジュアルな服も
売っているんだなぁと私は思いながら
店員さんに勧められるまま服を選ぶ。
そして、
紅いケーブルニットカーデイガンと
薄紫の花柄のフラワープリントタックスカート
にした。
そして白いハイヒールとバッグを持つ。
「お嬢様、お似合いですよ」
店員さんの褒め言葉に浮かれる自分がいる。
やっぱり新しい服を着ると気分が高揚するのは
自分が女なんだなぁと実感する。
そして、店を出て雑誌AIは私を
ヘアサロンへと足を運ばせる。
黒髪をちょっとブラウンに明るくして
肩よりも上に切りっぱなしにして
自由に髪先が跳ねる髪形。
小顔に見えるヘアスタイルで
メイクもしてもらった。
「あらあらちょっと腫れぼったいはねぇ」
とメイクアーティストがオネェっぽく言って
カバーしてくれた。
「お嬢様完璧に仕上がりましたね。
それでは駅前の和菓子カフェ『鶯屋』へ
まいりましょう。お席をサーブされております」
私はドキドキしながら鶯屋へと急ぐ。
誰だろう、こんなに私を変身させてくれたのは。
そう思いながらまだ見ぬ『彼』に思いを馳せる。
そして、鶯屋でも雑誌を見た店員さんが
雑誌AIにコードナンバーを告げられて
私を個室へと案内する。
そこで無骨な昭和レトロなコーヒーカップに入った
コーヒーが出される。
そしてそれを飲みながら待っていると、
「やぁ、お待たせ」
そう言って入って来たのは彼だった。
「・・・あなただったの」
私がちょっとがっかりした風に見えたのか彼は
「俺だったからがっかりした?」
「ううん、ただこんなセッティングあなたが
してくれるとは思わなかったから」
そう言うと彼は私の対面の席に腰をおろす。
「そう言われても仕方ないよな。
昨日、あんなケンカした後だし。
だけど前から考えていた事なんだ。
でも、昨日は酷いケンカをしたから
大慌てで計画を前倒ししたんだよ。
気に入ってくれたかな」
ほら、俺も馬子にも衣装で
精一杯コーディネートしたんだぜ
そう言って両手を広げて見せる。
私はなんだかおかしくなった。
ああ、彼のこういうサプライズ好きな
明るい性格が好きなんだなと。
「うん、雑誌に着せられているけどね。
私はいいと思うよ」
こうして私達はうんとお話した。
お互いすれ違っていた所を確認して。
お互いの愛を深めあった。
こんな素敵な一日を過ごした事は
私達二人の思い出の頁に
書きとめられたのだった。
それが例え雑誌のコーディネートだとしてもね!

参考文献
https://www.cecile.co.jp/sc/style/coordinate/A19S-002-M01-0291_-B.html

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4コマ190422犬の寄席

4コマ190422犬の寄席
190422pry




テーマ : 落書き・絵日記
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ss190421俺と隣の吸血鬼さんと夕日に向かって

ss190421俺と隣の吸血鬼さんと夕日に向かって

「あ、吸血鬼さんだ」
俺は地元の商店街を歩きながら
見慣れた後姿に目を止める。
そう、吸血鬼さん。
黒髪青い瞳のイケメンさんだ。
俺達はアパートの隣同士だ。
ひょんな事からしりあった俺達は
俺が吸血鬼さんに食事提供(献血?)を
する代わりに家事一切をやってもらっている。
しかも吸血鬼さんは食事提供(献血)をすると
目からルビーを出して、その分け前の半分を
俺にくれるいい人だ。
おかげで俺はそれまで勤めていたブラック企業と
おさらばして、定時定刻出社退社休日全部消化の
優良ホワイト企業に転職!
これは吸血鬼さんも賛成していて
寝不足不健康なコンビニで命をつないでいる血は
不味いんだそうだ。
まぁ、そんなこんなで俺達ウィンウィンな関係なのだ。
ま、今日は早上がりしたからな。
ちょうど買い物中らしい吸血鬼さんは揚げ物屋さんで
足を止める。
そこで追いついた俺は吸血鬼さんの肩を
ポンと叩く。
「ああ、貴方でしたか。今日は早かったですね」
「うん。契約が早くとれてね。直帰したぁ」
「そうですか、それはお疲れ様です。
あ、そのさつま揚げとちくわぶ下さい」
「お、練りもの買うの?だったら
じゃこ天も買ってくんないかな。
ビールが進むんだ」
「・・・いいですけど最近、お腹が出てきたんじゃ
ないですか」
「う!ディスらないでよ。
明日ジムに通ってから帰るからさ」
「ふふ、いいですよ。そんなに気になりませんよ。
あ、お父さん、お会計お願いします」
「だったら日本酒も一本飲んでいいかな」
「貴方という人は。まぁ、いいでしょう。
ただし今日はワインです。
練り物とワインも結構あいますよ」
「うん、お酒飲めるなら何でもいいよ」
こうして俺と吸血鬼さんは肩を並べて
夕日を見ながら家路へと向かうのだった。

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4コマ190421何故許される?

4コマ190421何故許される?
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プロフィール

ぷりちーぴ

Author:ぷりちーぴ
はじめまして
主に4コマ・
ショートショート・
(↑一部を除いて
フィクションです。
実在の人物・団体等とは
関係ございません)
俳句(偉人の人生を詠んでいるちーぴ)
を更新しているちーぴ
日本に暮らす宇宙生物
ちーぴ。

*ブログに掲載している
商品や値段は
変更されていたり
終了している事が
ございます。
ご了承のほど、
宜しくお願いします。
*4コマの記念日はウィキを
参照しております。




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又、ショートショートも
掲載しておりません。
ご了承の程宜しくお願い申しあげます。
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