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21アマビエ&アマビコ保育士様

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感謝申し上げます。


21アマビエ&アマビコ保育士様


防疫妖怪アマビエ


江戸時代、
「防疫の為に我が姿を絵姿にして
人々にみせよ」と言われた
アマビエ」という妖怪です。
同種でアマビコという妖怪もいます。


←左バナーに防疫妖怪アマビエシリーズがございます。
よろしかったらご覧くだされば幸いです。


テーマ : みんなに紹介したいこと
ジャンル : ブログ

ss201031奥様は魔女とハロウィン

ss201031奥様は魔女とハロウィン:

昼過ぎ。
リビングでホビー雑誌を読んでいると
奥様が起きてきた。

「おそよう」

「おそよう、ダーリン。
昨日はありがとうね。
結界を張っていたけれど
ねずみが一匹入り込んだみたいね」

そう、奥様は魔女なのだ。
魔女界から人間界にやってきて
俺と出会って結ばれた。

「可愛い黒猫だったよ。
その後どうなったのか俺は知らないが」

普通の人間の俺に魔女同士の対決の
結果なんか分かる訳がない。

「うーん。まぁ知らない方がいいわよ。
全く。本来だったらハロウィンの前日に
お空へ旅立った使い魔ちゃん達を
見送る者もいるのだから
『ご訪問』を慎むのが流儀なのに。
最近の魔女は躾がなってないわね」

「まぁ、まだ10代のノリなんじゃないのか。
ま、オイタの結果はいやというほど
味わっただろ」

「うーん。そうね、今日はハロウィン当日だし
地球のヒーリングの儀式をしたら
みんなで騒ぐわよ」

「今年は魔女流オンラインパーティーだろ。
飾りつけはしておいたから。
どう?このオレンジと黒の統一感!!」

「・・・て、統一されているのはガン〇ラじゃないの。
壁一面オレンジのザ〇やグ〇や〇ンとか
いうのじゃないの。ジャックオランタンの
代わりのつもり?」

「じょ、女性受けするSE〇Dシリーズに
したんだよぉ」

「女性受けしようがガン〇ムはガン〇ムっ。
もうしょうがないわね。
これら全部、戦闘用精霊さんを入れて
ダーリンの同士の魔女友さんと
亜空間戦してもらうわ」

「う、それ見たい。だけど戦闘したら
さよならなんだよな」

「つ・く・り・す・ぎなのが
悪いんでしょ。
あら、ゴールドもあるのね」

「ああ、それは百〇と言って
初代仮面を被った赤〇彗星が
乗るんだよ」

「ふーん。まぁ、じゃぁそれも参加させる?」

「うーん、折角だけど遠慮します」

こうしてなんとか折り合いをつけた

俺たちのハロウィンは

最初の地球のヒーリングの儀式が

厳かに行われた後は完全な無礼講

オンラインだけど盛り上がる盛り上がる。

亜空間を使って、差し入れ有の

訳のわからんおもちゃがとんできたり

部屋の物を投げ合ったりして楽しんだ。

もちろん、俺のガン〇ラと同士の魔女友さんの

ガン〇ラ戦闘対決も盛り上がった。

そしてお開きになろうとした時。

突然辺りが真っ暗になった。

それは他の魔女友さんたちの家も

一緒だった。

するとぽぉぅっと丸い光が

辺り一面浮かび上がる。

「なんか蛍みたいだな」

「ううん、ダーリンこれは
お空へ旅立った使い魔ちゃん達の
魂よ。来てくれたのね」

「そうなんだ」

オンラインの他の魔女友さん達を
見ると、淡い光の玉が彼女たちの
身体に纏わりついている。
もちろん、奥様の周りにも。

俺は黙って奥様の肩を抱いた。
奥様は泣いていたが、
意を決したように
ガン〇ラの百〇をとると、
その中に、光の玉を集めた。
百〇は輝いて空へと昇って行った。

「また、来年会えるといいな」
「うん、いつまでも忘れない」

奥様は俺の胸でいつまでも
泣いているのだった。



善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

4コマ201031彫り方を変えればできる?

4コマ201031彫り方を変えればできる?
201031-pry

テーマ : 落書き・絵日記
ジャンル : ブログ

ss201030奥様は魔女と里帰り

ss201030奥様は魔女と里帰り

「じゃぁ、ダーリン行ってくるわね」

奥様が魔法陣に乗って
手を振る。

「行ってくるって、
朝には帰ってくるじゃないか。
ま、里帰りなんて久しぶりだけど
明日はハロウィンだからな。
のんびりできないのが
難点だな」

俺は苦笑して応える。
そう、奥様は魔女なのだ。
魔女界から人間界にやってきて
俺と出会って結ばれた。

すると奥様が口を尖らせて

「だってダーリンと一夜だけでも
離れるなんて心配なんだもの。
浮気されないかなとか考えちゃって。
ダーリン、魔女界でちょっとした
人気者なのよ」

「はは、この家には君の
結界が張ってあるだろ。
これを破って入るほど
度胸のある魔女はいないよ」

「そう言われればそうだけど。
でも、気を付けてね。
何かあれば寝室に逃げてね。
あそこが一番強力な結界を
張ってあるから」

「了解。ほら、魔法陣から光が出ている。
行っといで」

「分かったわ。行ってきます」

こうして魔法陣が光に包まれる。
そして光が消え終わる頃には
奥様の姿はなかった。

ふぅ、俺は何とも言えずため息をつく。
本来なら明日のハロウィンの日に
帰りたかったはずだ。
だが、人間界の荒れた状況の
ヒーリングのためにも
前日の今日、奥様は魔女界へ里帰りをした。

そう、空へと旅立った使い魔達の
鎮魂の為に。
ハロゥインだと魔女達の魔法で
彼らの魂と触れ合う事ができる。
だが、今日だとその気配を感じる程度だという。
それでも奥様は彼らに会いたかった。

「彼らの魂に安らぎを」
俺は何に言うともなくつぶやいた。
すると、リビングの窓をガリガリひっかく音がする。
見やると黒猫だ。
俺はにやりと笑った。
「騙されないよ。庭にまで入った実力は認めるけれど
お帰り。今日の奥様は気が立っている。
ほら、罠にかかる前にお帰り」

すると黒猫が「にゃーお」と悔し気に鳴いて
ヒュッと消えた。

俺はもう一度つぶやく。
「彼らの魂に安らぎを」


善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

4コマ201030だから笑って

4コマ201030だから笑って
201030-pry

善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : 落書き・絵日記
ジャンル : ブログ

ss201029ビターなナイフを持つ彼女4

ss201029ビターなナイフを持つ彼女4:

秋の夕日はつるべ落とし

あっと言う間に日が暮れる

その残照の陽に彼女の顔が映っている。

学校の僕のクラスに彼女はいる。

たった一人。

「君、帰らないの」

ビターなナイフを持つ彼女は

紅い唇をにっとあげて

僕に問う。

「帰らないと巻き込まれるわよ」

そう、心臓にビターなナイフを持つ彼女。

彼女はそのビターなナイフで闇を切る。

闇の獣を駆り立てる。

彼女は僕に近づくとにっこり微笑む。

「私から離れないでね。もう遅いから」

秋の夕日はつるべ落とし

あっと言う間に日が暮れる

教室の中から闇の獣が現れる。

彼女は痛ましげにその獣たちを見やる。

しかし、次の瞬間。

彼女は心臓からビターなナイフを取り出して

その獣を切り刻む。

ビターなビターな血が流れ

ぐちゃぐちゃと音がして消え去っていく。

そして教室は何事もなかったかのように

闇の中に静まり返る。

彼女は後ろを振り返って僕を見る。

そして紅い唇をにっと上げて笑う。

「君、帰ろうか」

僕は頷いた。



善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : オリジナル小説
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4コマ201029あまあま〜

4コマ201029あまあま〜
201029-pry

善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : 落書き・絵日記
ジャンル : ブログ

ss201028執事は言う「お嬢様にとってそれは平和なお茶会です」

ss201028執事は言う「お嬢様にとってそれは平和なお茶会です」:

「お嬢様、お帰りなさいませ」

執事の私が学校からお帰りになられた
お嬢様にお声をかけると

「ふんふんふ〜ん♪
執事、今度の日曜日のお茶会に
同じクラスの委員長様をご招待したのよ」

私の頭に衝撃が走る。
お嬢様の通われる学校の同じクラスの同級生で
委員長をしているのは・・・あの小僧かっ

「それでねそれでね、わたくし恥ずかしいから
委員長様と仲の良い同級生の方に
お願いしてお菓子を添えてお手紙を
お渡し頂くようにお願いしましたのよ」

確か昨日お嬢様がご命じになられたのは
有名パティシエのメロンケーキ。
そう、メロン丸ごとケーキにしたという
しかも果物はあの有名な〇疋屋の物を
使用しているという代物。
たかが一般庶民の一高校生が
受け取るには荷が重いというもの。
ふっ、そこまでされれば普通は辞退するだろう。

「そうしましたら委員長様、メロンケーキを
受け取られてお茶会にご出席いただけると
お答えいただいたの。
しかも、ケーキはクラスの方全員に
振る舞われるお心の広さの持ち主なんですのよ」

お嬢様、それはどう考えても
一人で食べるのにも苦慮し、
家族にそんな高級品を頂いた経緯を
説明するのが面倒くさかったのが
目に見えている。

「ねぇ、執事。委員長様を歓待するのに
不手際の無いようにね。
お友達の方々にも常日頃
どれだけ素晴らしい方かお話し
していたのよ。
ですから委員長様に恥をかかさないように
フォローをお願いするわね」

「かしこまりました、お嬢様」

お嬢様は、とてもご機嫌でご自分の部屋に
向かわれました。
私はそれを見届けると、口元のマイクに
「全総員に告ぐ。日曜日のお茶会に
虫が一匹紛れ込む。
なんとしても駆除するように作戦を決行する」

お嬢様はこの財閥の次期後継者。
お気の毒ですが、淡い恋心はここで
潰させていただきます。
いえ、無かった事にさせていただきます。

日曜日のお茶会がどうなったかは
誰も知らない。




善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : オリジナル小説
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4コマ201028親のいたずら

4コマ201028親のいたずら:
201028-pry

善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

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ss201027焼きそばパンとまるごとの・・・

ss201027焼きそばパンとまるごとの・・・

昼。
ここはとある学校の校舎の屋上。
俺は早々に昼飯を食べ本を読もうと
独りを楽しむはずだった。

「なぁなぁ委員長、この焼きそばパン
うめぇ。購買いい仕事するよな」

そう、それは同じクラスの同級生。
ちゃんとつるむダチがいるはずなのに
昼休みになるとこの屋上にやってきて
俺の側で昼飯を食う。

「うちの購売は委員長会で試食をしたり
厳しい審査の元に商品を揃えているからな」

「そうなんだ。それで低プライス高クオリティを
維持しているんだな」

「お前にしては適切な評価をするな」

「だけどおかげで、イチゴクリームアンパンが
消えちゃったんだよぉ」

「仕方あるまい。購売のパン置き場には
スペースに限りがある。
それに購買する人数にもな。
その兼ね合いで人気のない商品は
消え去るのは仕方がない」

すると奴はしょんぼりしてイチゴミルクをごくりと飲み
「そうだよなぁ。生徒でも学業スポーツ優秀容姿端麗な奴は
女子に人気だもんな。
委員長何かその典型だもんな」

「やけに絡んでくるな。俺がその例に当てはまるかは
定かではないが、それ相応の努力はしているぞ。
それにおかげで、こうして昼休みは避難する羽目に
なっている」

そう言うとにかっと奴は笑い
「そうかぁ。委員長も苦労しているんだ。
じつはさぁ。その苦労ついでにハイ、これ」

そうして奴が差し出したのは
お茶会へのお誘いの手紙だった。

「これはうちの金持ち令嬢連中の
お茶会の誘いじゃないか。
断る、返してこい」

すると奴はイチゴミルクをごくごくと飲むと

「無理、俺権力者を敵に回したくねぇもん。
あきらめてさ、手紙と一緒に渡された
これを食べようぜ」

そう言って奴が差し出したのは
桐の箱に入っていた、高級丸ごとメロンケーキだった。

「うわぁ、うまそう。委員長食べようぜ」

「何故、何も苦労をしないお前が食うんだ」

「え?だって委員長他に一緒に食べる人
いないでしょ。だから俺が食べてあげるよ」

俺はその能天気な返事に頭を抱えるのだった。


善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

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ぷりちーぴ

Author:ぷりちーぴ
はじめまして
主に4コマ・
ショートショート・
(↑一部を除いて
フィクションです。
実在の人物・団体等とは
関係ございません)
俳句(偉人の人生を詠んでいるちーぴ)
を更新しているちーぴ
日本に暮らす宇宙生物
ちーぴ。

*4コマの記念日はウィキを
参照しております。




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