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210730‐5氷にキスして

210730‐5氷にキスして


「行ってきまーす」

朝、僕は妻のヤコに向ってそう言って
玄関を出ようとした。

「待って。コタロ、いつもの挨拶♪」

「いや、今冬だから冷たいからいいよ」

「だめ。今日は取引先と大事なプレゼンがあるんでしょ。
おまじないだから、ね」

そう言って、彼女は持っていた氷のキューブにキスをして、
僕の口の中へと入れた。
僕はいつもその時、鳥肌が立つ。
外は寒風が吹く中、口の中も冷たいのは
本当は勘弁してほしい。
だけど、これは高校時代からの儀式だ。
普通高校の球児とマネージャー。
県大会決勝で相手は県の強豪。
9回裏2アウト満塁のバッターホームに立ちに行く僕に
マネージャーの彼女は
おまじないと言って
一かけらの氷のキューブにキスをして
僕の口に入れたのだ!
・・・・・・・・

「いっへきまふ」

口の中の氷のせいでへんな言葉になりながら
僕は玄関を出た。
・・・・・・・
そうだ、そして僕はさよならホームランを打ったのだ。
みんなに冷やかされたよなぁ。
そんな僕に風が冷たく吹き付ける。
途中のコンビニでホットコーヒーでも買っていこう。
僕はそう考えながら駅へとすいこまれていった。


善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

4コマ210716-3 ホラーな濡れ衣

4コマ210716-3 ホラーな濡れ衣

210716-3 ホラーな濡れ衣2



エンゼルスの大谷翔平選手、頑張っているちーぴ。
だけど、ちゃんと打つか、ストライクを取れるか
ドキドキしながら見ているこちらは結構手に汗握るちーぴ。
オリンピック選手もみんなガンバレーちーぴ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : 落書き・絵日記
ジャンル : ブログ

ss210709俺と隣の吸血鬼さんと遊園地

ss210709俺と隣の吸血鬼さんと遊園地

「あ〜雨が続いてどこにもいけなーい」

俺は一人キャンプの特集を組んだ雑誌を
その辺に置いてゴロゴロ床を転がった。

「元々どこにも行く気はないでしょうが。
リモートワークを嬉々として楽しんでいるし」

そう言ってちゃぶ台でお茶を飲んでる吸血鬼さん。

そう、吸血鬼さん。

ひょんな事から知り合った俺達は、
俺が彼に食事提供(献血)をする代わりに
家事一切を引き受けてもらっている。
しかも、彼は食事(献血)をすると
目からルビーがでて、その分け前の半分を
俺にくれる太っ腹だ。
しかも闇夜の鴉も真っ青な黒い髪は
天使の輪ができていて、
その青い瞳でみつめられたら
どんな女性も首筋を差し出すその美貌と
きたもんだ。
ま、男の嫉妬もおこらん位の美形である。
まぁ、おかげで俺は、それまで勤めていたブラック企業と
おさらばして、定時定刻出社退社土日祝日有給全消化の
ホワイト企業に再就職。
しかも、吸血鬼さんの手作り料理でコンビニで命をつなぐ
生活ともさよならして、健康優良児と化している。
もちろん、そっちの方が吸血鬼さんにとっても喜ばしい
事なのでウィンウィンの関係だ。
そして最初に戻る。

「う、俺、会社大好き人間だもん。
だから出社日は喜んで行っているけれど
会社の方針でリモートワークできるところは
そうすることになって、おかげで通勤日が減って
運動不足になってしまったんだよぉ。
しかも、会社の人との飲み会や遊びに行くのも
ご時世柄減ったしつまんないんだよぉ」

「だったら商店街の戦隊もの、
ショーテン戦隊ショーテンジャーに
特別出演したらどうですか」

「う、その活動はこの前やったしごにょごにょ。
とにかく社会貢献はやったから
純粋に遊びたいのっ」

すると吸血鬼さんは溜息をついて
そして何かを思いついた顔をして

「でしたら、魔界の遊園地にでも行きますか?」

俺はその言葉にゴロゴロ転がるのをピタリと止めて、
吸血さんに詰め寄った。

「何々、魔界って本当にあるの?しかも遊園地?
大人向け?」

「そうですね。ほら、ねずみさんランドみたいな感じでしょうか。
食べ物もお酒も充実していますよ」

「行く行く!(((o(*゚▽゚*)o))) ほら、すぐ行こう」

「そんなにせかさないで下さい。
今、魔界への時空を開けますから。
・・・はい、どうぞ」

こうして俺と吸血鬼さんは魔界の遊園地へと行った。

・・・・・・・・
「ヒックヒック・・・」

時空を通って自分の部屋へ帰ってきた時、
オレは安どのあまり泣いてしまった。
そしてキッと吸血鬼さんを睨むと、

「吸血鬼さん、あんまりじゃないか。
回転木馬は全身火につつまれているし、
ジェットコースターは、ドラゴンの背に
くくりつけられて空を戦闘機並みの速さで進むし、
お化け屋敷は本物の悪魔さん達が
総出演じゃないか。
しかも、食べ物は激辛でテキーラ火を噴いて
いるしもうやだぁ。゚(゚´Д`゚)゚。」

「そうですか。それは申し訳ありません。
でもほら、日本には夏に怖いことをして
楽しむ風習があるじゃないですか。
だから結果オーライということで」

俺はその言葉に大いにへこむのだった。○| ̄|_


善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

210702-1ウサギさんウサギさん

210702-1ウサギさんウサギさん

ウサギさんウサギさん

なぜなぜ月で

お餅をつくのと背中の子供が

お月様に尋ねてる

そうだねそうだね不思議だね

お月様が輝いているのは

もち米の稲穂がたんと実っているからさ

兎達はその稲穂を刈り取って

餅つきをするんだよ

だから刈り取った跡が暗くなるのさ

そしてその暗いところで

苗を植えているのさ

さぁねんねしなねんねしな





お読みいただきありがとうございます。

お気に召していただければ幸いです

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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ぷりちーぴ

Author:ぷりちーぴ
はじめましてちーぴ
主に4コマ・
ショートショートを
載せているちーぴ

(↑フィクションです。
実在の人物・団体等とは
関係ございません。
また、『SS』とは
ショートショートの
略として用いております)

地球のどこかで暮らす
宇宙生物ちーぴ。

*4コマの記念日はウィキを
参照しております。




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