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防疫妖怪「アマビコ&アマビエ」ありがとうございました。

皆皆様のご健康をお祈り申し上げます。
アマビコ&アマビエ病魔退散3

防疫妖怪アマビエ


江戸時代、
「防疫の為に我が姿を絵姿にして
人々にみせよ」と言われた
アマビエ」という妖怪です。
同種でアマビコという妖怪もいます。

←左バナーに防疫妖怪アマビエシリーズがございます。
よろしかったらご覧くだされば幸いです。


テーマ : みんなに紹介したいこと
ジャンル : ブログ

防疫妖怪「アマビコ&アマビエ」 5医療従事者様とご家族様 

皆皆様のご健康をお祈り申し上げます。
5「アマビエ&アマビコ」 医療従事者の方々と
ご家族様に感謝申し上げます。

5アマビエ&アマビコ医療従事者、ご家族



防疫妖怪アマビエ


江戸時代、
「防疫の為に我が姿を絵姿にして
人々にみせよ」と言われた
アマビエ」という妖怪です。
同種でアマビコという妖怪もいます。

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ss220128ビターなナイフを持つ彼女5:

ss220128ビターなナイフを持つ彼女5:


一月。
学校が始まる。
そして授業を終え生徒等は帰る。
部活も終わり教室は本当に静かになった。
人の息も去っていき
教室は自然な静けさと冷たさに
支配される。

その教室にいるのは僕と彼女。
僕と彼女の間には距離がある。
僕にとってそれが心地いい訳ではない。
それ以上踏み込めないのだ。
僕は。

彼女は窓際の席に座って待っている。
太陽がその明るさで全てを
隠してしまっていたのを
月が捌きの光をあてるのを。

「来た」

彼女がつぶやく。
すると、教室がざわつき始める。
それは昼間に落とされたり落ちたりした
人々の闇の感情。
それを食べて魔物化した物達。

「君、こっち来て」

彼女は僕に呼びかける。
僕は黙って彼女その側に寄る。
魔物たちは『僕』を認識して
集まり始めた。
彼女はいつも僕を不思議そうに眺める。
そして言う。

「君って変っているね。
自分が餌にされているのに
平気な顔をしているのだもの」

とんでもない。この魔物たちに
怯えているのだ、本当は。
硬直していると言ってもいい。
だが、彼女が側にいるから
『餌』としての役目を果たすのだ。

魔物たちは更に僕たちへじりじりと
近づく。
彼女はそんな魔物たちを睨みながら
心臓へと手をやる。
そして苦しそうな顔をして
心臓からナイフを取り出す。
彼女の苦しみから生み出される
ビターなナイフ。

そのナイフを彼女が握りしめると
魔物たちが襲い掛かった。
彼女の血を刃にまとわりつかせた
ビターなナイフ。
彼女はそのナイフで魔物たちを薙ぎ払った。
魔物たちは細い悲鳴を上げて
べとべとに溶けたかと思うと
跡形もなく消え去って行った。

彼女はそれをじっとみつめると
ナイフを一振りして自分の心臓に
ナイフをしまった。

一月。
冷えた教室。
裁きの月が照らす光。
彼女のナイフはビターなナイフ。
心臓から血を流す程
苦しみながら戦う彼女の
ビターなナイフ。

そのナイフの由来を僕は知らない。



善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

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宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

ss220121白紙17

ss220121白紙17


今日は大寒の日。
二十四季節で寒さが最も厳しくなる日。
吾輩の書斎はストーブの赤々と燃え
寒くはない。

だが、海氷の上を歩いていた白クマが
北極星を見上げながらそのたくましい四つ足に
白い景色を踏みしめているが如く
我が机の上の原稿を見ると
それは一滴の染みもない白い世界が広がっている。

そう、白紙の原稿の束が吾輩の筆を待っているのだ。

コンコン。
ドアをノックする音がして、吾輩の返答も待たずに
愚妻が入ってくる。
手にはお盆を持っていて、お茶と菓子が乗っている。

「まぁ、真っ白な原稿だこと!」

愚妻が小説家に向って禁句の言葉を投げつける。
吾輩は吾輩の精一杯の威嚇を込めて愚妻に向って

「その白い世界をインクで埋めることで
お前はその菓子を食べれるのだぞ」

そう愚妻は何を思ったか、大量のお菓子とお茶の入った湯飲みを
持ってきていたのだ。

「そりゃそうですよ。ですから早くその白い世界をインクで
埋めて下さいな」

そう言って愚妻は、湯飲みを差し出した。
吾輩はすこし首を振った。

「それにしても編集者さんは今度はどんな
難題を出してきたのですか」

愚妻が尋ねる。
お茶を一口飲んだ吾輩は、どうせ小説のなんちゃらも
分からない愚妻に話しても得ることは無いだろうと
思いながらも、進まぬ筆につい愚痴をこぼした。

「担当編集はな、『もて男が心中未遂を繰り返し、最後に
本当に心中してしまう』話を書けというのだ」

すると愚妻が小首を傾げて、

「それって太宰治じゃありませんこと?」

「その通りだ。なんで一発で読者に分かる
有名小説家の人生をモチーフに
作品を書かねばならないのか、
無茶苦茶だ、あの編集者は!」

吾輩はぬるくなったお茶をぐいっと飲み干した。

「太宰治ねぇ。当時のアイドルみたいな人だったのですねぇ。
だったらあなた、太宰治の作品や人生をふんだんに盛り込んで
どんぐりの中で妄想にふける書生の話を書いてみたらどうかしら」

「なんでどんぐりの中なんだ。
それに今時書生なんて知っている読者がいるか!」

「あら、だってあなたの読者って高齢者じゃないですか」

「うっ確かに。だけど『祖父母の本棚から作品をみつけて
拝読しました』という便りをもらったことくらいあるぞ」

「ああ、ありましたねぇ。その方、とても面白かったと
おっしゃっていたのですから新しい読者獲得の為にも
太宰治をしっかり利用しないと。
太宰治、若い方に人気があるんですよ」

「り、利用と何事か」

「じゃぁ、その真っ白な原稿用紙を埋められる
方法が他にあるのですか。
ああ、私は明日からおせんべいの一枚も
食べれなくなるのですね」

よよと泣く真似をする愚妻。

「分かった分かった。考慮するから出て行ってくれ。
どんぐりの中だな」

するとにっこり愚妻は笑って

「その原稿で北海道のレーズンクッキーを
お取り寄せしましょうね」

と言って出て行った。
吾輩は溜息をついて原稿用紙の前に向った。

「どんぐりか・・・」

書生とは裕福な家や有名人の家で住み込みの雑用をしながら
教えを乞うて将来は自身も立志列伝を自負する
野心家でもある。
それがどんぐりの中で太宰治の生き方に沈思するとは
どういうことだろう。

吾輩はそこまで考えた時、白い原稿用紙を文字で埋めていった。
それは『書生とは・・・』という書き出しだった。
人が一人どんぐりに入る様とは可笑しなものだと思いながら。




善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

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宇宙生物ぷりちーぴm(__)m

テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

ss220114俺と隣の吸血鬼さんとショーテンジャー

ss220114俺と隣の吸血鬼さんとショーテンジャー



「なぁ、吸血鬼さんお願いがあるんだけど」

オレはコタツの上の鍋をつつきながら
向かい側でホットワインを味わっている
吸血鬼さんにそう言った。

そう、吸血鬼さん。

ひょんな事から知り合った俺達は、
俺が彼に食事提供(献血)をする代わりに
家事一切を引き受けてもらっている。
しかも、彼は食事(献血)をすると
目からルビーがでて、その分け前の半分を
俺にくれる太っ腹だ。
しかも闇夜の鴉も真っ青な黒い髪は
天使の輪ができていて、
その青い瞳でみつめられたら
どんな女性も首筋を差し出すその美貌と
きたもんだ。
ま、男の嫉妬もおこらん位の美形である。
まぁ、おかげで俺は、それまで勤めていたブラック企業と
おさらばして、定時定刻出社退社土日祝日有給全消化の
ホワイト企業に再就職。
しかも、吸血鬼さんの手作り料理でコンビニで命をつなぐ
生活ともさよならして、健康優良児と化している。
もちろん、そっちの方が吸血鬼さんにとっても喜ばしい
事なのでウィンウィンの関係だ。
そして最初に戻る。

「なんでしょう。どう考えても面倒事な気がしますが」

そう言って吸血鬼さんはホットワインを一口飲んだ。

「あーそうなの。だけど人助けなんだよ。
協力して下さい。お願いします」

俺は居住まいを正して頭を下げる。
そんな俺をみた吸血鬼さんは、

「頭をあげてください。とりあえず話だけは
聞きますから。それから判断します」

「うん、ありがとう。実は商店街婦人部部長から
頼まれてね。引退したショーテン戦隊ショーテンジャーを
やって欲しいんだ」

「うっ。商店街婦人部部長さんのお願いですか」

「そうなの。なぜか部長さんに頼まれると
断れないんだよ」

すると吸血鬼さんは溜息をついて

「そうですね。私もあのご婦人の依頼は
何故か断れません。やるしかないでしょう。
でも何故引退した私がショーテンジャーに
復活しなければならないのですか?」

「そりゃ吸血鬼さん、下は幼稚園児から
上は卒寿のおばあちゃんまで
ハートを鷲掴みしちゃったの忘れたの?
俺なんか一番目立つはずのレッドだったのに
かすむかすむ。おかげで助かったじゃなくて
へこんでいたんだよ。ホントだよ」

吸血鬼さんは肩眉をあげて不機嫌そうに
したので慌ててフォローする俺。
吸血鬼さんは溜息をついて

「それで人助けとは?」

と尋ねる吸血鬼さん。

「うん、今牛乳が沢山余っているの
知ってる?
『牛乳が余っているならバターにすればいいじゃない』
っていう人もいるけれど、バターに加工する処理能力を
大幅に超える牛乳が余っているんだって」

「はぁなるほど。
そうですよね、加工設備を拡大するにもリスクが
ありますしねぇ」

「そう、そこで商店街の人達が考えたのが
ショーテン戦隊ショーテンジャーを活用することなんだ」

「?話がわからないのですが」

「ショーテンジャーって代替わりしても人気があるんだよ。
特に吸血鬼さんのやったショーテンジャーブラックは
今でもファンがいてネットで熱く語られてるんだ」

「う、まだ人気があるんですか?」

「そうなの。それで牛乳を使うレシピセットを販売して、
そのセットを買って下さったお客さんには
ショーテンジャーの一人と写真が撮れるんだ」

「確かショーテンジャーは赤青黄緑ピンク黒銀と
七人いましたよね」

「うん、だからコンプリートしてもいいし、
推しって言って一人のショーテンジャーと
写真を撮ってもOKということで」

「考えましたね」

「それだけじゃない。生活に困っている学生さんや
ご家庭にも牛乳を飲んでもらおうと考えたんだ。
写真代として寄付をすると、寄付の額に応じて
ショーテンジャー数人と写真を撮れるんだ。」

「なるほど、寄付に応じて牛乳を飲みたくても飲めない層に
アプローチするということですか。
分かりました。私も商店街の方々には、おまけをいただいたり
安くしていただいたりしています。
ご協力いたしましょう」

「ありがとう、吸血鬼さん」

「いえ、このご時世ですから、
三密になりすぎないように手配を
お願いします。
というか、集まり過ぎて圧死しかけたのが
トラウマになっておりますので」

「それはもちろん。
商店街の総力をあげて対応するよう
つたえておくよ」

「うまくいくといいですね」

「ああ、本当にな」

俺は冷蔵庫から牛乳を出して、
二人で乾杯したのだった。

善き事がありますように。

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テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

220107 ツンツン幼馴染は幸運を運ぶ

220107 ツンツン幼馴染と幸運について:


「もう正月明けかぁ」

家に帰った俺は部活で使った道具類を
しまったり、洗濯物を出したりして
その後、風呂に入った。

風呂から上がるとパジャマに着替えて
愛用している半纏を着た。
そしてリビングに行くと
両親はまだ帰っておらず、
冷蔵庫に夕飯が入っているとのこと。

(親父もお袋も寒いのに忙しいんだな)

そう思いながら夕飯を電子レンジでチンして
食べようとしたとき

ピンポーン

玄関のチャイムが鳴る。

今頃だれだろうと首を傾げながら
ドアを開けると

「こ、こんばんは」

そう言ったのは隣の家の幼馴染だった。

「あ、ああ。どうしたこんな遅くに」

俺がそう尋ねると、

「べ、別にあんたの顔を見たいわけじゃないからね。
お母さんが、あんたのお母さんと今朝、
話をしていて帰りが遅くなるのを聞いたから
あたしに七草がゆでも持って行きなさい、て
言われたから来ただけだからね」

そういう彼女はトートーバックを
二つ持っていた。

「お、おおそうか。ありがとうな」

何で二つ袋を持っているのか分からなかったが
この幼馴染はツンツンしてすぐ怒るので
お礼だけを言って袋二つをもらい受けた。

「そうよ、感謝しなさいよね。
このあたしがわざわざ持ってきてあげたんだから。
しっかり味わって食べてよね。
いいわねっ」

「お、おう。そうするからお前も気を付けて帰れよ」

「そんなこと心配しなくてもいいわよ。
じゃぁね」

そう言いのこすと幼馴染はくるっと向きをかえて
帰って行った。
俺は慌ててサンダルを履くと
門まで行って、幼馴染が自分の家の門の中に
入るのを見届けた。

見届けて家の中に入り、食卓の上に
頂き物の袋からタッパーをそれぞれ
一つずつとりだす。
一つは七草がゆで、もう一つは
卵を半分に切って、切った面を下にしたような
形をしていた。
そしてフードペンで書いたのか、
目と耳が描いてある。
どうみてもウサギに見える、


「ウサギ大福?」

だった。
そしてメッセージカードがあり、

”今年のおみくじ凶だったでしょ。
大福食べて挽回しなさい”

と書かれていた。
(何でウサギなんだろ?
そう言えばウサギって縁起がいいって
何かで聞いたことあるな)

スマホで検索すると、ウサギは
子孫繁栄、縁結び、金運上昇などが
書いてあった。

「俺、まだ高校生だぞ」

俺は苦笑してウサギ大福をつついた。
今年はいい年になりそうだなと思った。





善き事がありますように。

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テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

防疫妖怪「アマビエ」23 令和四年元旦 謹賀新年

令和四年元旦




🎍明けましておめでとうございます。🎍

旧年中は大変お世話になりました。

本年もよろしくお願いいたします。

m(__)m

テーマ : 落書き・絵日記
ジャンル : ブログ

プロフィール

ぷりちーぴ

Author:ぷりちーぴ
はじめましてちーぴ
主に4コマ・
ショートショートを
載せているちーぴ

(↑フィクションです。
実在の人物・団体等とは
関係ございません。
また、『SS』とは
ショートショートの
略として用いております)

地球のどこかで暮らす
宇宙生物ちーぴ。

*4コマの記念日はウィキを
参照しております。




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