190319詩:埋もれた夢
190319詩:埋もれた夢
何だったかなぁ
何だったかなぁ
すごく素敵な夢を見たのに
朝起きたら何も覚えていない
それってすごく残念よね
だけどその余韻は覚えている
淡いシャボン玉のように
残り香を残して
何だったかなぁ
何だったかなぁ
すごく怖い夢をみた気分
掛け布団を跳ねのけて
飛び起きた位
そんなホラーな夢なのに
もう覚えていない
そんな時ああ良かったと
思いながら
ちょっぴり残念な気がする
ほら、ホラーハウスに入って
ああ怖かった、て思う
安心して怖がるのを
手放した感じだから
でも、夢は夢
オボロゲナガラ微かに
覚えていればいいの
それはきっと記憶の小箱に
鍵をかけた記憶だから
いつかいつか夢の中で
解き放たれるびっくり箱
また、いつか見よう
夢のシアターで
了
- 関連記事
-
-
190321詩:春夢 2019/03/21
-
190320詩:ランプの灯り 2019/03/20
-
190319詩:埋もれた夢 2019/03/19
-
190318詩:はて?私って 2019/03/18
-
190316詩:行ってみたいな 2019/03/16
-