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ss190429俺と隣の吸血鬼さんとショーテンジャー再び

ss190429俺と隣の吸血鬼さんとショーテンジャー再び

「困るんです、奥さん」
「そう言わずにお願いするわ、
こんな事頼めるの貴方達しかいないの
ヨロシクね、じゃ」
・・・俺の家の前でもめている。
あのおばちゃんは、商店街の婦人部の部長さんだ。
こちらに向って歩いてきたので挨拶すると、
「あなたもよろしくね」
とウィンクされた。
?はて、なんの話だろ。
とりあえず家の玄関の前。
すると、途方にくれた吸血鬼さんがいた。
そう、吸血鬼さん。
さらさらのストレートヘアは天使の輪っかが
できている黒髪に、みつめられればどんな女性も
いちころの青い瞳。
あくまでも整った顔に男でも振り向くと言う美系の
吸血鬼さん。
そんな彼はアパートの俺の隣の部屋に住んでいる。
ひょんな事から知り合った俺達は
俺が食事提供(献血)をする代わりに
家事一切を吸血鬼さんがやるという契約を結んだ。
しかも、この人(吸血鬼さん)食事(献血)をすると
目からルビーが出てくるのだ。
しかもその分け前の半分を、俺にくれるという
太っ腹。
おかげで俺は、それまで勤めていたブラック企業と
おさらばして、定時定刻出社退社の土日祝日有給ばっちしの
ホワイト企業に就職した。
おかげで俺はこの年で健康優良児となったのだった。
そして最初に戻る。
「で、商店街の婦人部の部長さん何の用だったの?」
俺が吸血鬼さんに尋ねると、
彼は少し困った顔をして
「商店戦隊ショーテンジャーですよ」
「え!あれは引退したじゃん、俺達」
「なんでも復活のリクエストが多いんだそうです。
それで、今度キューチューブで
私と貴方が商店街でレポしている動画を
あげたいんだそうです」
「う!あのおばちゃんが突進してきて
女子学生にもみくちゃにされる商店街レポ!
・・・それで断りきれなかったんだな」
そう俺が言うと、吸血鬼さんははぁとため息をついて
「そうなんです。とにかく押しが強くて
とても事割れる雰囲気じゃなかったんです」
そして頭を振った。
「・・・覚悟決めるしかないようだな」
「そのようですね」
こうして俺達は商店街レポを引き受けた。
ただし、ガードする人をつけてもらって。
それでもおばちゃん達はすきあらば突進してきて
手や腕をべたべた触るし、
女子学生は黄色い悲鳴をあげるし、
猫はニャーと鳴き、犬は周りを周回するわ
すごい騒ぎになった。
レポが終わった時は、俺達は疲労困憊だった。
そんな俺達に商店街婦人部の部長のおばちゃんは
「貴方達!すごい再生回数よ。
今度第二弾の動画をアップするからよろしくね!
今度は銭湯編よ」
・・・おばちゃん、ファンのツボを心得ていらっしゃる。
俺達二人はガクッと膝を落としたのだった。


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テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

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