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ss190929俺と隣の吸血鬼さんと招き猫の妖怪と

ss190929俺と隣の吸血鬼さんと招き猫の妖怪と

「ひっく、ただいま~」
今日は会社の飲み会で
しこたま飲んだ俺は気分良く
アパートの自分の部屋のドアを開ける。
するとそこには
「お帰りなさい。お酒臭いですね、
ちょっと酔い覚ましに水を飲んだ方がいいですよ」
と吸血鬼さんが言う。
そう、吸血鬼さん。
ひょんな事から知り合った俺達は、
俺が彼に食事提供(献血)をする代わりに
家事一切を引き受けてもらっている。
しかも、彼は食事(献血)をすると
目からルビーがでて、その分け前の半分を
俺にくれる太っ腹だ。
おかげで俺は、それまで勤めていたブラック企業と
おさらばして、定時定刻出社退社土日祝日有給全消化の
ホワイト企業に再就職。
しかも、吸血鬼さんの手作り料理でコンビニで命をつなぐ
生活ともさよならして、健康優良児と化している。
もちろん、そっちの方が吸血鬼さんにとっても喜ばしい
事なのでウィンウィンの関係だ。
そして最初に戻る。
「で、その腕に抱き抱えている小汚い招き猫はなんですか」
吸血鬼さんは、ちゃぶ台に水の入ったコップを俺の前に
置いてそう言った。
「ああ、これ?なんか道を歩いていたら、道端にいて
拾ってきた、可愛い猫だろう」
俺が腕に抱えている吸血鬼さんが招き猫という
猫を吸血鬼さんの前につきだすと、
「それは妖怪招き猫で普通の猫ではありません。
さっさと元の場所に反して下さい」
しかし酔っ払っている俺は
「そんな可哀想だよぉ。一晩だけでいいから
泊めてあげようよ。たしか煮干があったよな。
ええとここだ。ほおら煮干だぞぉ」
吸血鬼さんはそんな俺をため息をつきながら見ていたが、
「一晩だけですよ」
と言ったのだった。
そして翌朝ー
「う、うわぁあああ」
俺は絶叫した。
「おはようございます」
吸血鬼さんが平常運転で挨拶をする。
「ま、枕元にネズミの死骸が!」
すると吸血鬼さんがにっこり笑って、
「昨日は酔っていましたからね。
『猫』を拾ったのを覚えていますか?」
「ああ、なんか拾った記憶があるようなないような」
「その『猫』が一宿一飯の恩義で
置いていったんですよ」
「だからって、10匹も置いていく事ないだろう」
「妖怪になった招き猫ですからね、
大サービスですよね。
それ、ちゃんと片付けてくださいね」
妖怪でも招き猫なんだから大判小判にして欲しいと
思う俺だった。

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テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

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