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ss191231俺と隣の吸血鬼さんと年越しそば

ss191231俺と隣の吸血鬼さんと年越しそば

「もう~いくつ寝るとお正月~♪」
俺が大晦日でごったがえす
商店街で浮かれいると、
「そうですねぇ。今日寝ればお正月ですよ」
と色気のない返事を返す相方の吸血鬼さん。
そう、吸血鬼さん。
ひょんな事から知り合った俺達は、
俺が彼に食事提供(献血)をする代わりに
家事一切を引き受けてもらっている。
しかも、彼は食事(献血)をすると
目からルビーがでて、その分け前の半分を
俺にくれる太っ腹だ。
しかも闇夜の鴉も真っ青な黒い髪は
天使の輪ができていて、
その青い瞳でみつめられたら
どんな女性も首筋を差し出すその美貌と
きたもんだ。
ま、男の嫉妬もおこらん位の美系である。
まぁ、おかげで俺は、それまで勤めていたブラック企業と
おさらばして、定時定刻出社退社土日祝日有給全消化の
ホワイト企業に再就職。
しかも、吸血鬼さんの手作り料理でコンビニで命をつなぐ
生活ともさよならして、健康優良児と化している。
もちろん、そっちの方が吸血鬼さんにとっても喜ばしい
事なのでウィンウィンの関係だ。
そして最初に戻る。
「いいじゃないか。童心に戻るんだよ童心に。
・・・て商店街婦人部の部長さん!」
俺と吸血鬼さんは思わず顔がひきつる。
そう、商店街の婦人部の部長さんと言ったら
この町内会のドン。逆らわなくても逆らっても
なにがしかの犠牲を払わせてくれる
恐ろしいいや、いい人なんだよ。でも結果がね。
「あらぁ、あなたたち。男二人で年末なんて
もったいないわね。
ま、いいわ。今から年越しわんこそば大会を
開くから出場しなさい。ほらほら」
断ろうにも断らせない実行力で、
俺たちは会場の大会出場者席に座らされる。
年越しそばでなんでわんこそばをやるんだという
素朴な疑問は言う権利を奪われている。
他の出場者の目も泳いでいるので
無理やり参加なのだろう。
だけど、会場は商店街で買い物に来た
見物客でにぎわっている。
俺は吸血鬼さんを見た。吸血鬼さんは
諦めろと表情で言っていた。
そして、大会がスタートした。
勝負が始まった以上、仕方がない。
俺は必死で食べた。
食べた端からそばを入れていく
商店街の婦人部のおばちゃんが悪魔に見える。
ちらりと吸血鬼さんを見ると、
なんと商店街婦人部の部長さんが
そばを入れている。
その速さといったらコンマ1秒じゃないかと
恐怖にかられた。
俺はなんとかギブをした。
だが、吸血鬼さんはギブをさせてもらえない。
ついに机につっぷして勝負は終わった。
優勝は吸血鬼さん。
2位は俺。
俺の商品はみかん1袋だった。
吸血鬼さんは・・・「商店街内そば無料券10枚・・・」
・・・・吸血鬼さん、俺、腹がこなれたら
栄養の整ったご飯たべるからな。
それではよいお年を!

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テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

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(↑一部を除いて
フィクションです。
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を更新しているちーぴ
日本に暮らす宇宙生物
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ご了承のほど、
宜しくお願いします。
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