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ss200928奥様は魔女と差し入れと

ss200928奥様は魔女と差し入れと:

久しぶりの休日。
俺はリビングで寛いでいた。
奥様はスマホで誰かと話している。
女性の話は長いなと思いながら、
ホビー雑誌を眺めていた。

「じゃぁね。うんうん、その件は
彼に聞いてみるわ」

奥様がスマホを耳から離して
俺に向って言う。

「長電話してごめんね。ダーリン」

「いや、別に構わないよ。
俺ものんびりさせてもらってたし。
それで何か俺に関係あるの?
『彼に聞いてみるわ』って俺の事だよね」

すると奥様がソファに座っている俺の左隣に、
ぽすっと座った。

「ふふ、あなた以外の男性だったら
傍で話したりって、いないいないもう本気に
しないでよ」

俺がムッとすると奥様が慌ててそんな事を言う。

「さっき話していたのは魔女友なの。
それで今度の日曜日に魔女友の家にお邪魔するのよ。
差し入れで、お掃除用のほらあれ、
上がガン〇ムで下にキャタピラがついた・・・」

「ガン〇ンクの事か?あれ?もう在庫無くなったの?
この前作ったと思ったけれど」

「うん、ある事はあるんだけれど
魔女友に差し入れするには足りないのよ」

そう、奥様は魔女なのだ。
魔女界から人間界にやってきて
俺と出会って結ばれた。
ま、それはそれとして

「じゃぁ、ストックが収縮収納ボックスに
確か在庫があったから持ってくる。
何体あればいい?」

「うん、三体程かな」

「三体も?その魔女友の家そんなに広いの?」

「違うわよぉ。うちと同じくらいなんだけど
小さい子がいるのよ。
その子に楽しくお掃除を手伝わせるために
一体はあたしが組んだ呪文で
お掃除の精霊さん入れるけれど、
二体は魔女友が、自分に合う呪文で
お掃除の精霊さんを入れたいんですって」

「へぇ。そんな事できるんだ」

「そうそう、ガン〇ンクは床のゴミを
とった後に拭き掃除もしてくれるし、
お掃除の精霊さんが空中浮遊させて
両肩から出ている筒?」

「キャノン砲な、それで?」

「そうそう、それ。そこから洗剤が出て
後、両腕がくるくる回って綺麗に拭き取ってくれるのよね。
魔女友は、キャタピラから色が出て
その後を子供に拭かせたいみたい」

「ふーん、家庭によって色々使い方が違うんだな」

「うん、あたしもその発想なかったわ」

「でもガン〇ンク、使い切ってお掃除の精霊さんが
離れたら消えて無くなるだろ?
お子さん、ショックうけないか」

「ああ、それは消える際に、『お掃除の国に帰るから
さよならするね』、て言わせる呪文を組み込むみたい」

「・・・そうか。まぁ俺としては寂しいかぎりだけれど
そういう事ならガン〇ンク持ってくるよ」

「うん。いつもありがとうね。
助かってるわ」

「そうか。ならいいんだ」

奥様の役に立つなら嬉しいが、秋の風が俺の心に
寂しさを吹き込んだような気がした。



良い事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m
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テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

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