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P231201 戸棚

P231201 戸棚・・・🚊


戸棚を開けると
宇宙空間が戸棚いっぱいに
広がっていた。

無数の銀河が
キラキラ輝いていて
とても眩しい。

僕は思わず目を閉じる。

   数瞬

そこにはいつもの戸棚の風景があった。
見慣れた、使い込まれた食器たち。
隅に置かれた使いかけのバースデーキャンドル。

僕は少し失望した・・・。

そのままその場でぼーっとしていると、
ジリリリリと電車の発車音がする。

僕は慌てて戸棚を開けた。

すると、そこは電車の中だった。

向かい合わせの四人掛けの
木でできた硬い椅子。

車掌がやってきて、手に持つは
切符を切る鉄の鋏。

車掌はカチャカチャ鋏を鳴らして
僕に切符の提示を要求した。

僕はズボンのポケットをまさぐった。
すると、何か入っている感触がする。
僕はそれを取り出した。
切符だ。

僕は急いで切符を車掌に提示した。
すると、車掌は頷いて切符に鋏を入れた。
車掌は他の乗客のところへ行ってしまった。

僕は切符を眺めた。が、何と書いてあるのか
読めなかった。
僕は切符をポケットにしまう。

僕は窓の外を見る。
僕は確か自分の家にいた筈だ。

だのに今、僕は電車の中にいる。
行く宛の無い宇宙の虚空の中を彷徨っている。

僕はどこへ行くのだろう。
あてどもなく僕はどこへ行くのだろう。




善き事がありますように。
お読みいただきありがとうございました。
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望外な喜びです。
宇宙生物ぷりちーぴm(__)m
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ジャンル : 小説・文学

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また、『SS』とは
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地球のどこかで暮らす
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*4コマの記念日はウィキを
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