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4コマ、ショートショートを主に掲載しています。お茶目でかわいい宇宙人がツッコミいれてます。俳句で偉人の人生を詠んでいます.
2020年11月25日 (水) | 編集 |
キャラクター紹介
ジェルド:元地球保護観察官・オレ・地球の紙の本が好き

オーディス:ジェルドの同僚・俺・種別を問わず女性好き
       
花子さん:全身金色のタイツに
       スケルトン家事ロボットを入れたメイドさん。

これは元地球保護観察官が地球より帰還する航宇宙のお話。
_________________________
ss201125‐9遥か銀河に手を伸ばし【ブラックホール】:19

 一羽の白鳥が水辺にいる。
どこまでも白い白鳥は優雅に泳いでいる。
そしてこちらを向きを変えて羽ばたいて
羽が舞い上がりそして・・・
・・・ピピピピピ

(夢か・・・随分優雅な夢を見たな)

「ジェルドちゃん、起きた?
悪いんだけれど操舵室へすぐ来てくれない」

同僚のオーディスからコールがかかる。

オレは急いで服を着替えて操舵室へと急ぐ。

自動ドアをくぐると壁一面の画面に

有翼人種達の姿が映っていた。

「ジェルドちゃん、起こして悪かったね。
航宇宙の最中に恒星クラスのブラックホールの側を
通っっていたんだけれど、
丁度、有翼人種が数十人集まって
ブラックホールにどこまで近づけるか
遊んでいるのを発見してね」

同僚のオーディスがコンソールパネルから
目を離さずオレに話す。

「で、どうするんだ?」

オレとしては、そんな阿保な連中は放っておけば
いいと思う。自業自得だからな。
オーディスはそんなオレの気持ちを汲み取ったのか

「俺だって、普通だったらほっとくさ。
だけど事情が事情でね。
有翼人種の一国の皇太子が
その遊びをしているのさ」

「めんどくさい。
とっとと保護して国へ届けよう。
宅配便の箱はどこだ?」

「ジェルドちゃん、地球に毒され過ぎ。
有翼人種は知的生命体なんだから、
宅配便で送ったら国際問題もんでしょ。
本人達も宇宙船持っているだろうから、
俺たち元地球保護観察官は
宇宙検察官からなるからな。
権限で宇宙船の中に押し込めて
彼らの本星に直行便で
帰ってもらいましょ」

「そうするか。
オーディス、お前地球人類のアバターを
脱いで元の姿で全員捕獲してくれ。
俺は彼らの宇宙船を押さえる。
全く手間をかけさせてくれる」

「退屈しのぎになっていいんじゃない。
じゃぁ、ちょっといってくるわ」

こうして俺たちは危険な遊びをしている
有翼人種達を取り押さえた。
血気盛んな若者たちを大人しくさせるのは
苦労したが、なだめすかして彼らの
宇宙船へと乗らせて本星へと
進路を固定して帰らせた。

その中に明らかにひときわ輝く
若者がいた。
片翼の有翼人、皇太子だ。
目の輝き、放っているオーラが違う。
(あの夢の白鳥は彼の予知夢?)

目線が合う。彼はニヤリと笑った。
彼の国はとてつもない跡継ぎを
手に入れたのかもしれない。
俺は全ての有翼人種の為に祈った。



善き事がありますように。

お読みいただきありがとうございました。

宇宙生物ぷりちーぴm(__)m



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テーマ:オリジナル小説
ジャンル:小説・文学
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